冷凍冷蔵庫の省エネ監視システム、チラーの企画施工設計・製造販売

冷蔵庫省エネ方法

すぐに実践できる!業務用大型冷凍庫、冷蔵庫の省エネ方法を紹介

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今すぐ実践!業務用冷蔵庫・冷凍庫の省エネ方法

今すぐ実践できる業務用冷蔵庫などの省エネ方法ですが、「冷却機能を妨げない使い方ができているか」、このポイントが重要です。たとえば、庫内に食材を詰め込みすぎないといった基本的な使い方が重要なのですが、意外とこのポイントは忘れられがちです。以下に、すぐに確認・実践できるコスト削減方法について、ご紹介します。

庫内に食材をパンパンに詰めない

冷蔵庫や冷凍庫に目一杯食材を詰め込むことは、調理効率や省エネにおいても良いことはありません。省エネという観点で言えば、ギュウギュウに食材が詰められると、冷気の循環がスムーズに行われず効率よく食材が冷えませんし、庫内を冷やすために多くの電気が使われます。

また、パンパンに詰められた食材の中から目当ての食材を探し出すことは大変です。一分一秒を競う厨房であれば、スムーズに目当ての食材を取り出したいものです。そのため、食材を目一杯詰めるのではなく、庫内7割程度を目安に食材を入れ、整理整頓することで調理効率を上げることができます。

スムーズな出し入れができれば、ドアを開けている時間が短くなるので、その分冷気を逃すことなく省エネにも繋がります。

壁や棚から5cm程度は離す

壁や棚にぴったりくっつけて冷蔵庫や冷凍庫を設置していたところ、その接地面を中心に熱を帯びていて驚いた、という経験はありませんか?これは本来適切に放熱されてしかるべきの冷蔵庫や冷凍庫の筐体からの放熱がうまく行かず、より電気を消費しているサインでもあります。

もし壁や棚にくっつけて設置していれば、5cm程度は離して空間ができるように設置しましょう。こうすることで、余分な電気を使わず省エネに繋がります。

また、ガスコンロの近くや直射日光があたる場所に設置することも、可能な限り避けると良いでしょう。こちらもまた周辺温度が高いと、放熱が進まず電気を使うことになってしまいます。

熱い食品は冷ましてから入れる

基本的なことながら意外と実践できていなかったり、業務の都合上特に気にせずに行ってしまっていることの一つに、熱い食品をそのまま冷凍庫や冷蔵庫に入れてしまうという行動があります。これは、庫内温度を急激に上昇させてしまう原因に直結します。そのため、できる限り冷ましてから冷凍庫や冷凍庫に入れてください。もちろん全ての業務シーンにおいて、これが完遂できるということではありません。しかし、出来る限りこのように冷ましてから冷凍庫や冷蔵庫に入れるという方法を、基本ルールとしておくと良いでしょう。

ダクトやファン、コンデンサーに異常がないか確認

購入してから年数が経ったり、中古品を購入した場合は特に、ダクトやファン、コンデンサーに異常がないか確認するとよいでしょう。庫内ダクトに氷が詰まっていたり、ファンやコンデンサー本体が故障していれば正常に冷却できませんし、コンデンサーのフィルターにもホコリがつまっているだけで冷却機能が低下し、冷えづらい、冷やすためにより一層電気を使う、電気代が上がるという悪循環に陥ります。冷凍庫や冷蔵庫の定期的な確認や手入れは省エネに繋がるので、手間を惜しまず行う必要があります。

まとめ

大型業務用冷蔵庫などで、すぐに実践できる省エネ方法としては、本来の冷却機能を効率よく使うということに尽きます。もし、業務用冷凍庫や冷蔵庫を最大限活用できていないようでしたら、使い方を見直すだけで省エネに繋がることも可能です。

また、ご紹介した方法以外にも、業務用大型冷凍庫や冷蔵庫の中には最新の省エネ機能が備わった設備もあり、さらには空調も含めて総合的に空調や冷蔵庫などを制御するシステムを導入することで、省エネを実現する方法も存在します。

しかし、これらは事前によく計画を立てた上で行動に移すようにしましょう。一朝一夕の導入ということではなく、長期的な目線で導入を検討してください。

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