業務用製氷機の種類は?
業務用製氷機は、いくつかのタイプが存在します。まずは製氷方式の違いから、様々な製氷機のタイプをご説明していきましょう。
まずご紹介するのは、セル方式というよくあるタイプの業務用製氷機についてです。これは、ご想像いただければよく分かるのですが、氷の真ん中に穴が開いているタイプの氷を作ることができる、業務用製氷機となります。
これは溶けにくく、また不純物もほとんどありませんので、業務用の用途には適している製氷作業が可能となります。透明度も高く食味も良いので、用途としては飲食業に適していると言えるでしょう。
セル方式で作ることができるのは、基本的にキューブアイスとなっています。また、小さいものから大きなキューブアイスまで、大きさはそれぞれバリエーションがあります。
一番大きなキューブアイスになると、およそ8cmx8cmx8cmの非常に大きな氷を作ることも不可能ではありません。こちらを削ることで「丸い氷」を作るなど、お酒を出す業態の場合などは重宝する方式だと言えるでしょう。
続いてご紹介するのは、オーガ方式という自動製氷機です。オーガ方式で作られる氷は、いわゆるクラッシュアイスと言えます。製氷機の中に貯められた水を急速に冷却することで氷を作り、それらをブレードでクラッシュすることで、氷の素を作ります。その後、クラッシュアイスを凝縮して氷とする方式です。
イメージ的には、ストッカーに大量に入っている小さな氷を思い浮かべていただければ良いかと思います。これは、どちらかというと飲食用途よりは食味が劣るため、さまざまな保冷用途の方に向いていると言えるでしょう。
これで作ることができるのは、チップアイスやフレークアイス、その他様々なかき氷状の氷となります。
業務用製氷機、それぞれの価格は?
業務用製氷機の価格は、基本的にタイプやその他製氷能力などによっても異なります。
ここでご紹介するのはあくまでも一例となりますが、業務用製氷機の中でも特に人気のメーカーであるパナソニックの業務用製氷機は、42万円前後で購入することが可能です。これは、一日あたりの製氷能力は25kg程度となっており、これよりも製氷能力を求めるのであれば、もう少し値段が張るといったところでしょうか。
また、パナソニック同様に製氷業界では絶大なシェアと人気を誇る、ホシザキ製の業務用製氷機についてもお伝えします。これについても、一日あたりの製氷能力は25キロとなっていますが、販売価格は定価が42万円程度となります。
その他、業務用製氷機の中でも1日50kg以上の能力があるものについては、ホシザキ製の業務用製氷機アンダーカウンターというタイプの商品で、83万円程度の定価となっています。
さらに、卓上に設置することができるタイプの製氷機などもありますが、これは能力や需要に応じて設置するタイプを決定すると良いでしょう。
どのタイプにせよ、飲食業の場合は氷を市販のものや業者からの納入物に頼るよりは、製氷機を利用した方が大幅なコスト削減に繋がることは言うまでもありません。
飲食業として直接飲食物に提供するタイプの氷であれば、セル方式の製氷機を利用し、その他食品の保冷などに使うというタイプのものであれば、オーガ方式の製氷機を使うなど、需要やその他営業形態に分けて考えると、適切な製氷機が自ずと見えてくることでしょう。
もちろん中古タイプのものもありますので、厨房機器の中古品などを探してみるというのも良いのではないでしょうか?また、居抜きという形で設備ごと譲り受けた場合には、現在お使いの製氷機が古くなってきている可能性もあります。現在の方式とマッチしていない場合には、新しい業務用製氷機の導入なども検討のリストに入れるようにしたいところです。これにより、大幅なコスト削減につながるケースもゼロではありません。
設置・施工対応地域
静岡県静岡市葵区川辺町カワナベチョウ、静岡県静岡市葵区瓦場町カワラバチョウ、静岡県静岡市葵区観山カンザン、静岡県静岡市葵区北キタ、静岡県静岡市葵区北安東キタアンドウ、静岡県静岡市葵区北沼上キタヌマガミ、静岡県静岡市葵区北番町キタバンチョウ、静岡県静岡市葵区金座町キンザマチ、静岡県静岡市葵区崩野クズレノ口、静岡県静岡市葵区坂本クチサカモト口、静岡県静岡市葵区仙俣クチセンマタ、静岡県静岡市葵区沓谷クツノヤ、
業務用製氷機には、いわゆるセル方式のものと、クラッシュアイスを作りそしてそのクラッシュアイスを固めることで、氷とするタイプのオーガ方式の二つがあります。一般的に、セル方式の方が氷の食味もよく、飲食の用途に向いていると言えるのではないでしょうか。