OMAチラー(オーエムエーチラー)
OMAチラー3つのメリット
ワンパスで最大温度差(20℃→0.5℃)が得られる
冷却プレート面に、水が上部から下部へ流れること(ワンパス)で最大20℃の温度差が得られます。
省エネ、省スペース。
1回の熱交換で20℃差が取れる為、システムも小型で省エネになる。
冷却プレート
メンテナンス、清掃が容易。遠隔監視でトラブル予防。
構造がシンプルなため凍結の心配もなく、迅速な復旧対応が可能。
OMAチラーの特徴
氷を形成させないで0.5℃~1℃の冷水が生成可能な
画期的なチラーシステム。
OMAチラーは、水を上部に設けられたディストリビューターから垂直に取り付けられた特殊冷却プレートの両面に流下させます。水が薄い膜状になって冷却プレート上を流下するため、非常に高い冷却効果を得ることができます。
上から下への1回の通過で最大温度差(20℃→0.5℃)冷却が可能で、しかも冷水出口温度は0.5℃~1℃が得られるのが最大の特徴です。
OMAチラーシステムフロー (例:循環式)
OMAチラーシステムの特徴
0℃に近い冷水供給により、歩留り向上に貢献。
冷却工程における冷却時間の短縮を実現。
0℃に近い冷水が、製品の高い品質を維持。
システム写真
内部側面写真
操作用画面写真
流量、出口温度、消費電力等がリアルタイムで確認できます。
冷水供給システム 選定パターン
型 | システム図 | 特徴 |
---|---|---|
A型 |
給水等20℃位の水を流入させ、 |
|
B型 |
負荷で温度上昇した冷水を返水して、 |
|
C型 |
待機時間、設置環境等の関係で |
他チラーとの比較
OMAチラー | 他社 | |
---|---|---|
最低出口水温 |
0.5℃~1℃ |
カタログ上は5℃ |
冷却温度の幅 |
ワンパス(一通過)で約20℃の温度差が得られる。 |
カタログ上は5℃差 |
凍結による事故 |
熱交換器(プレート)が開放式なので |
凍結防止装置は設けてあるが、 |
衛生上の問題 |
熱交部分及び外板部は、オールステンレス |
熱交部分の材質は銅合金、その他腐食され易い材料が多い。 |
洗浄の容易性 |
熱交部分及び外板部は、オールステンレス |
熱交部分の材質は銅合金、その他腐食され易い材料が多い。 |
導入事例
当社にて、搬入~組立~設置までワンストップにて行います。
OMAチラー 4枚プレート仕様
施工先I 様(静岡県)
業種食肉加工製造
型式OMAチラー 4枚プレート仕様 1台
日立スクロール冷凍機 20馬力 1台
OMAチラーユニット(屋外設置)
熱交換器(屋内設置)
問題
製品をボイル加熱殺菌後、冷却。
夏場、チラー水温(7℃~10℃)が高く、管理温度までに冷却時間がかかっていた。
解決
OMAチラーにて0.5℃冷水供給にて製品冷却時間の大幅短縮。生産効率UP。
システムに熱交換器を入れたことで、肉片、油によるチラートラブルが軽減。
施工先
静岡県内 食品工場冷水チラー
神奈川県 食品工場冷水チラー
納入先一覧
納入先 | 冷水温度条件(入口→出口) | 流量 | 方式 | 冷水 |
---|---|---|---|---|
乳製品製造 東京工場 | 10℃→3℃ | 330L/分 | 浸水方式 コンベア | 循環式 |
即席麺類製造 群馬工場 | 5.2℃→1℃ | 300L/分 | 浸水方式 バケット | 循環式 |
即席麺類製造 埼玉工場 | 18℃→2℃ | 40L/分 2ライン | 浸水方式 バケット | 一通過式 |
食肉加工製造 兵庫工場 | 18℃→0.5℃ | 30L/分 | 浸水方式 | 一通過式 |
惣菜加工製造 静岡工場 | 1.67℃→0.5℃ | 3,336L/分 | 浸水方式 | 循環式 |
鶏卵加工製造 神奈川工場 | 11℃→0.5℃ | 300/分 | 浸水方式 コンベア | 一通過式 |
レトルト食品製造 北海道工場 | 3℃→1℃ | 900L/分 | 浸水方式 | 循環式 |
飲料製造 群馬工場 | 5℃→3℃ | 400L/分 | 飲料タンクジャケット冷却 | 循環式 |
飲料製造 静岡工場 | 3℃→1℃ | 600L/分 | 真空冷却 熱交換方式 | 循環式 |
調味料製造 静岡工場 | 3℃→0.5℃ | 490L/分 | 浸水方式 コンベア | 循環式 |